勉強はしているんだけどなかなか成績が成績が上がらない。その原因、効率性かもしれません。他の人と同じ勉強では差を付けられず、成績としては現れにくいもの。また、学校や部活で自分で勉強できる時間は限られているなら効率性を重視していきましょう!
目次
まずそもそも成績を上げるには?
成績に大きく影響するのは学習量です。でも、みなさんが思い浮かぶのは学習時間や演習した問題集のページ数では無いでしょうか?しかし、それは表面的なものであり、勉強量が大きく影響します。
まず、知っておいて皆さんに欲しいのは学習量は質と時間に関係します。
質というと様々な側面が関連します。学習時の集中度などが当てはまりますが、私が特に訴えたいのは勉強方法や計画の立て方による質の改善です。
質の向上の方法
勉強方法の改善
皆さんは何気ない1つ1つの勉強に工夫を立てていますか?自分は暗記が苦手だとか前にやったことをもう一度やろうとするとできなくなってしまっているなどと自分の弱点を認知しているのであればそれに対する対策を練って行くことが質の改善へとつながっていきます。自分の弱点は人それぞれ異なります。個々では典型的な例を挙げ、それに対する改善策を提示していきたいと思います。
例:英単語が覚えられない
なかなか英単語が覚えられないという悩みはよく聞く典型的な悩みの一つです。こういう悩みを抱えている方の多くは英単語を覚えたら次のページへ進んで行き昔やったところは戻らないということが多いです。
そこで、エビングハウスの忘却曲線に基づく勉強法をおすすめします。
エビングハウスの忘却曲線とは?
ここで1つ気をつけていただきたいのが縦軸はどの程度忘れているのかではなく、復習にかかる時間の節約率です。
20分後では節約率が58%
1時間後では、節約率が44%
9時間後では、節約率は35%
1日後では、節約率が34%
2日後では、節約率が27%
6日後では、節約率が25%
1ヶ月後では、節約率が21%
との結果が出ています。
つまり、早いタイミングですれば少しの時間で復習を行うことができます。
そこでおすすめする勉強法(私も受験生の時にやっていたものです)は毎日、新たに学習する単語とは他に昨日やった単語も復習することです。
例えば、ある日に50~150までの単語を学習したら次の日は100~200までの単語を学習すると言うようなものです。初日は1~50単語をやってもらい、1日に付き50単語ずつ覚えていきます。実際に扱う単語数は100単語なので大変そうなのですが、そのうち半分はすでに覚えている単語なのでそこまで大変では無いです。
また、1日に1周だけするのではなく、できるだけ何回かに分け何周もすると記憶に定着しやすいです。
これによって前に戻らず英単語を覚え続ける人よりも効率よく勉強することができます。
つまり、何が大切かというと自分の勉強法を見つめ直し、効率の悪いところを発見し改善にすることで効率化を図ることができます。また、このことは一人ひとり問題点が異なるので自分で自己分析し改善をすることが大切です。
また、改善をするに当たり、私はこの本をオススメします。効率化に関するヒントが散りばめられており、自分に合わせて利用していくとさらなる効率化が図れます。
勉強計画による質の改善
勉強計画を立てることで今やるべきことが明確なものとなります。
詳しくはこちらの記事を御覧ください。