計画を立てずにただ闇雲に勉強するのは非常に危険です。その勉強法で受験までに間に合うかの保証が無いためです。そこで計画の崩れにくい計画の作成方法についてお話しようと思います。
目次
ポイント①:自分の目標は明確に
計画というのは自分の目指す目標が確定し、その目標を達成するため受験までにしなくてはならないことを明確にすることをしなくてはなりません。
つまり、志望校の決定です。
国立を志望するのであれば国語や社会などをする必要が出てきますので、志望校の決定とまでは行かなくても国立を受けるかどうかは明確にしなくてはなりません。
ポイント②:長期の目標を立てよう。
いつまでにどの科目をどのくらいのレベルまで持っていくのかを明確にする必要があります。
数学の達成目標
一般的には数学は高2の夏休み明けまでには数1A,2Bを青チャートなどの網羅系問題集がある程度解ける様になり、高3の夏休みまでには数学全範囲において網羅系問題集がほぼ解ける様になっているのが理想となります。
英語の達成目標
単語に関しては受験までに覚える予定の単語帳をすべて高3のゴールデンウィークが終わるまでに覚えておくことが理想となります。(英単語はやらないと忘れていくので受験まで復習を行います)
文法は網羅系の問題集を高2夏までには1通り終わらせ、サーキット演習(何周も繰り返すこと)を行い高2の終わりまでにはある程度答えられるようにするのが目標です。
この2つを達成できれば高3からは本格的に長文読解や自由英作文、訂正問題などを行える体制が整います。
理科科目の達成目標
理科科目は基本的には高3の春から本格的に始めることが多いです。これは学校などで学習した内容がある程度定着している場合です。場合によっては、高2の冬休みくらいからの開始も検討しても構わないと思います。高3の春開始の場合、一般的には高3秋~冬に全範囲が終了するように計画を組みます。
国語の達成目標
古文、漢文は学校で行われる小テストなどを利用して、高2の時点で単語や文法などを覚えておくと楽です。習わない場合は高3の夏休みまでには覚えておきましょう。
直前期の目標
全科目において言えることですが高3の11月下旬から12月からは大学の過去問、12月下旬から共通テストの対策に入れると良いです。
ポイント③:1ヶ月・週毎の目標を立てよう
先程の長期の目標からそれぞれの月・週毎の目標を立てましょう。その際、模試や学校のイベントを確認しつつバランス良く立てましょう。
ポイント④:日曜日には予定を入れない
1週間ごとの目標を立てると何をするべきなのかが明確になってくると思います。その際、極力日曜日には予定を入れないようにしましょう。そうすると、予定の崩れが発生した際に日曜日で補えるようになるだけではなく、予定通りに行った際にはその週の復習を行うことができるようになります。
順調に行っても忙しい日々となりますが目標の達成のために頑張りましょう!