こんにちは。突然ですがみなさん、
「英文法が苦手…」 「ネットで調べたけど、どの英文法の参考書が一番良いのかな…」
と思っていませんか?
書店には英文法の本があふれているけど、似た内容のものが多く、どれを選べばいいかわからない状態を私も経験しました。
そこで、医学部に合格した私が、高校生のみなさんが大学受験に向けて使いそうな参考書を厳選しました。そして、それぞれの参考書の特徴を細かく解説していきます。
この記事を読めば、さまざまな英文法の参考書の特徴や高校生はどの参考書を使うべきなのか、がわかります
目次
英文法の参考書を選ぶときのポイント
- 自分の現在の学力に合うもの
- 自分が目指すべレベルのもの
- 目指すレベルに到達するまでの過程
- 最短距離で到達する参考書を選ぶ
という4点がポイントになります。
そこで、自分の学力レベルがどのくらいかを把握することが大切です。自分の立ち位置を正確に把握することで初めて合格までの道のりを描くことができるようになるからです。
そこで、偏差値ごとに参考書を紹介したいと思います。
現役医大生オススメの参考書5選
それではここからは、具体的な参考書紹介を行なっていきます。
大岩のいちばんはじめの英文法【超基礎文法編】
偏差値・・・30~45くらい
メリット・・・初学者でもわかりやすい・各章の最初に要点まとめあり
デメリット・・・これ一冊では入試に対応できない
おすすめ度・・・★★★☆☆
レベルを高校英語の初級者としていますが、中学英語の最後のあたりも怪しかった、という高校生もまずはこの1冊を読んでください。この本の特徴は、解説文が語り口調・会話文で書かれていることです。これによってまるで授業を受けているかのような感覚で勉強することができるので、抵抗感なくインプットしていくことができます。
今井の英文教室(上・下)
偏差値・・・45~55くらい
メリット・・・解説が分かりやすい・要点がまとまっており見やすい
デメリット・・・演習量少ない
おすすめ度・・・★★★☆☆
東進の人気講師が執筆した参考書です。こちらは軽くでも文法を一通り勉強したことがある人向けに細かいところまで丁寧に説明されています。またヴィジュアル的にも、「ポップさはないけれど硬すぎることもない」という感じでストレスなく学習を進めることができるでしょう。
Inspire
偏差値・・・45~65くらい
メリット・・・文法はこれ1冊で十分
デメリット・・1周するのに時間がかかる・情報量が多い
おすすめ度・・・★★★★★
網羅系の参考書です。私の高校時代に最も使っている人が多かったのが、この Inspireでした。全680ページと今まで紹介してきたものとは比べ物にならないくらいの、分厚さがあります。そして内容も高校レベルを完全に網羅しており、文法書は大学受験までこの1冊だけで十分といえます。
Evergreen
レベル・・・45~65くらい
メリット・・・初心者から上級者まで全てのレベルの人に対応している
デメリット・・・1周するのに時間がかかる・情報量が多い
おすすめ度・・・★★★★★
EvergreenもInspire と同じく、多くの高校で文法書として採用されており、アマゾンでも英文法書の中では最もレビュー数が多くなっています。Evergreenは、内容の充実性・網羅性もさることながら、初心者でも読める簡単な説明が特徴的です。章ごとに最初は優しく説明し、徐々に難しいものを扱っているので、全てのレベルの人に対応しているのです。
ジーニアス総合英語
レベル・・・50から70くらい
メリット・・・受験英語を網羅・網羅特に語法の説明が詳しい・マニアックな部分まで説明している
デメリット・・・1周するのに時間がかかる・オタクな情報もある
おすすめ度・・・★★★★☆
ジーニアス総合英語も、高校英語文法を全て網羅した参考書となります。ジーニアスは英和辞典も出版しており、その知識を生かした細かい知識もたくさん掲載されています。したがって、英文法で極めたい、という人にはオススメの一冊です。一方で、そこまでは不要という人は、他の参考書を選択してください。
いかがっだてでしょうか?
自分のレベルや用途にあった参考書が見つかるといいですね!